クレジット取引に係る倫理綱領

平成17年11月
京銀カードサービス株式会社

 クレジットは、販売信用の分野では消費者が商品等を購入するに際して後払いという選択肢を提供し、消費者金融の分野では消費者に必要な資金を提供することで、広く国民経済・社会に貢献してきた。
クレジットは、消費者の信用を担保としたサービスであり、消費者の信頼なくしては成立し得ない。また、消費者からの信頼の向上が、産業としてのクレジットを発展させる最も重要な要因である。

 平成16年6月に施行された「消費者基本法」では、消費者の利益の擁護及び増進に関し、「消費者の権利の尊重」「消費者の自立と支援」等の基本理念が定められるとともに、事業者の責務等も定められた。

 当社は、同法の精神に則り、「消費者の権利の尊重」「消費者の自立と支援」等をクレジット事業の立場から実行し、消費者・社会からより一層の信頼を確保するため、ここに「クレジット取引に係る倫理綱領」を定める。

クレジット取引の特性と社会的責務の認識

1.当社はクレジット取引の持つ特性を十分に認識するとともに、クレジットの社会的責務を果たすために、取引の公正を確保し、その維持と向上を通じて消費者からの信頼の確立を図る。

明確かつ平易な情報提供

2.当社は、消費者が正しくクレジット契約の内容を理解し適切に利用できるように、必要な情報を明確かつ平易に提供する。

消費者の状況に応じた対応(いわゆる適合性の原則)

3.当社は、クレジット契約に際して、消費者の知識、経験、支払能力の状況等、また、消費者の契約に対する申込意思や判断力の程度に十分配慮して対応する。

消費者相談対応

4.当社は、消費者からの相談・苦情に迅速かつ適切に対処するために必要な体制を整備する。

個人情報の保護

5.当社は、個人情報保護の重要性を十分に認識し、個人情報を安全に管理し、適正な取扱いに配慮する。